たむ農園の日常をアップします。
2015年5月~2016年5月までの研修を終え、いよいよ独立就農!
富士山の麓に腰を据え、美味しい野菜作りをスタート。自然の摂理に従い、農薬や肥料は使わない方法で遊休農地から稔多き畑に作り変えていきます。
・・そもそも・・
美味しい野菜を自分や家族が食べたい。それだけではつまらないので、友達や知人、ご近所さんの分まで作ろうと思いました。そうだ、僕達家族は、そういう役割、美味しい野菜を作る役割で生きて行くのだ。それって、農家(百姓)になるってことだったのです。
・・美味しい野菜ってなんだ?・・
逆に言うと不味い野菜っていうのは、農薬成分が残っていたり、肥料成分が有害化して残っていたり、旬を無視して形ばかりがいいように育てられたものだったりします。その逆を行けば、野菜はもともと美味しい植物なのです。
・・肥料がいけないの?・・
自然界の植物は肥料は与えて
ない、農薬も撒いてない、水は雨が降るのを待つばかりなのに、あんなに豊かに調和を取って生きています。その植物にとってちょうどいい量の栄養分ならいいのですが、肥料を散布してしまうと、どうしても過剰になってしまいます。すると、植物も人間と同じ様に肥満体になったり、生活習慣病を起こしたりします。それが、虫食いや美味しくない味になるのです。
・・ちょうどいい栄養って?・・
栄養は自然界にすでに十分に有るんです。
人が加えて与える必要はないのです。
・・ということで・・
たむ農園の野菜は自然に近い環境で育てていきます。
環境整備をしてあげるので、肥料は与えません。農薬も使いません。
・・まとめると・・
畑の環境(土)を自然(森の地面)に近い状態にし、病気にならない健康な野菜を育てる。健康な野菜は虫に食われない、病気(ウィルスや菌害)にもならない。そして、栄養満点で美味しいのです。
・・もっと深く考えると・・
逆に、不健康な野菜は病気になったり、虫に食われたりします。虫に食われる野菜は不健康で元気が無い状態です。
見方を変えると、不健康な野菜は虫を育てるのです。虫の餌という言い方をしています。健康な野菜は人の餌です。人を育てるのです。人が生きて行く為に、健康な野菜が必要なのです。
虫の餌は虫が食べる。人の餌は人が食べる。人の餌になる健康な野菜を虫は食べません。いや、食べられません。虫が食べると、虫の体内で発酵して死んでしまうのです。人は、発酵した物を好んで食べます。
・・発酵したもの?・・
野菜も発酵状態の物を作ります。土が発酵状態になっていると、野菜も発酵状態になることが分かっています。
発酵状態の野菜は腐らないんです。発酵状態の野菜は枯れていきます。黄色くカラカラになるのです。
・・じゃあ、野菜が腐るのは?・・
腐るのは、腐敗状態の土で育てられた野菜です。
冷蔵庫で古くなってドロドロに溶けている野菜を見た事はありませんか?あれは、腐敗状態の野菜だったという証拠です。
・・腐敗と聞くとなんだかね・・
腐敗も、自然界では当たり前の話。腐敗することによって、自然界に戻っていくのです。枯れた草や、死んだ動物が腐って土に返るのはみなさんご存知の通り。腐敗がいけないのではありません。腐敗も自然界の微生物のなせる業なのです。
・・腐敗と発酵・・
腐敗も発酵も微生物による分解の作用のことです。同じ分解でも、
人にとって有害な分解を腐敗と言います。
人にとって有益な分解を発酵と言います。
いい匂いがしたら発酵、嫌な臭いがしたら腐敗と思ってもいいでしょう。
これは、人が勝手に決めつけたものです。
・・人が決めた良し悪し・・
発酵は人にとっていいものです。動物や虫は、腐敗を好むものがほとんど。
腐敗した土壌で育った野菜は虫の大好物なのです。
逆に、発酵した土壌で育った野菜は虫は食べないのです。
・・虫のエサ・・
虫食いの野菜は虫のエサだということです。
虫の餌(虫食い野菜)を奪い取り、人が食べてはいけません。
虫は、人の餌を奪い取る事はしませんから。
・・人のエサ・・
虫が食べてはいけないもの(虫食いではない野菜)を人が食べる。
人が食べてはいけないもの(腐敗状態の野菜)を虫が食べる。
これが自然界に認められた棲み分け、共存という事なのです。
<下記編集中>
生かし(活かし)合う農業。
(殺し合い、奪い合いではないということ)
人を生かす(生きる)ために野菜を育てる。
野菜を育てるのは、実は、土中の微生物なのです。
人は、土中の微生物を育てる事で、野菜を収穫できるのです。
微生物を育てるには、空気と餌が必要。
空気を与えるためには、水を取り除く。
微生物の餌は枯葉などの植物の死骸。
そこで、たむ農園では、街路樹などの剪定枝を微生物の餌として畑に施します。
生き物には必ず生きる理由がある。
野菜が育つために