
31/12/2024
皆さまいかがお過ごしですか?
今年も今日でおしまいですね。(ちまちまとブログを書いていたらもう大晦日!1ヶ月以上かかってしまった!)
楽しかったことも、大変だったことも、大失敗も。いろいろあった、2024年。
過ぎた日々に感謝と愛しさを感じています。
おかげさまで、先日やっと家の基礎の部分が完成しました。
背丈ほどある大きなドリルで開けた穴に、20×100センチくらいの焼き杭を打ち込み、この上にすり鉢状に穴を掘って割栗石を打ち込み、型枠を置いてコンクリートを流し込んでいます。
この基礎の上に、棟梁が切り出してくれた柱を建てていきます。
夏の前から始めて、このコンクリートの作業がようやく終わりました。
見渡すと遺跡の発掘現場にいるような錯覚がして笑いそうになります。
小さい山の麓の斜めの土地に建てるにはこれが一番いいのかも。と、耐震強度なども計算してもらいながら建築士さんと相談して決めました。
一般的な建て方に比べてコンクリートを使う量が少ないのも、いつか取り壊す時にゴミが少なくていいかなと思っています。
真夏の作業はとってもしんどかったけど、筋肉もついて安定してコンクリートを捏ねられるようになって、楽しかったしいい経験ができました。
粉ものは私の担当。
水加減を考えて、ちょうどいい具合に捏ねられると達成感があって楽しかったです。
K氏が集計してくれましたが、
セメント87袋 砂184袋 砂利328袋
を使ったようです。
セメントは一袋25㎏ 砂と砂利は一袋20㎏。
始まったころは気が遠くなっていたけど、こんなにたくさんの材料をほとんど私一人で捏ねちゃったなんて、成せばなるってほんとなのかもね、と今は思っています。(小さい捏ね機「まぜ太郎」が相棒でした)
ちなみに、K氏はコンクリートの枠を作って水平に設置したり、仕上げの空気を抜くような、正確さが求められる作業を主にしていました。
この辺は相変わらずそれぞれの得意分野が違って良かったところです。
強度を上げるために少し大きい砂利も混ぜて、粘度も気持ち固めに、空気を抜く作業は機械も使いつつ仕上げは地面に這いつくばって手作業で。一つ一つの基礎に入魂して作れて良かった、大袈裟に言えば恵まれた時間でした。
これから棟梁が切り出してくれた柱を一本一本建てていきます。(これは大工さんにお願いします)
タイムリミットにいつも背中を押されながら、まだまだ続く家作りをがんばりたいです。
誰得情報しかなくて申し訳ない気持ちでいっぱいですが、とにかく元気にやっています。
皆さんにお会いできないのは淋しいですが、どうか皆さんが暖かい素敵な冬を過ごされますよう、心より願っております。