08/03/2025
Irodori農園では美味しい野菜をつくるポイントは土壌微生物だと思っています。 推し微生物の1つが内城菌です! 個人的に微生物の世界は良くわかってないです。調べても調べてもピンとこない。分類からして理解できないし困ったもの。化学の世界はスッキリしてたけど微生物は奥が深く、頑張っても良くわからないけど有用なのは感じています。 内城菌っていうのは、内城さんが見つけた納豆菌の一種。なので「納豆菌です」で終わらせても良いのだけど少しだけ説明します。 1. 内城菌の特徴 内城菌は、納豆菌の一種であり、正式には Bacillus subtilis var. natto として分類されます。 芽胞(がほう)を形成するため、高温や乾燥などの厳しい環境にも耐えられる。 増殖スピードが速く、土壌中で他の微生物より優位に立ちやすい。 納豆を作る際に関与する微生物としても有名で、ネバネバ成分である「ポリグルタミン酸」を生成する。 このポリグルタミン酸が土壌の団粒化(粒状の構造を作ること)を促し、作物の根張りを良くする効果が期待できます。 2. 内城菌の開発経緯 内城菌は、日本の微生物研究の第一人者である 内城甲午(ないじょう こうご)博士 によって発見されました。博士は、納豆菌の多様性に注目し、特に農業に有益な菌株を研究。その結果、特定の Bacillus subtilis に植物の成長促進効果があることを見出しました。 その後、農業分野への応用が進み、土壌改良剤や病害抑制剤としての利用が増えていきました。現在では、有機農法や環境に優しい農業の現場で重宝されています。 3. 内城菌が植物に与える影響 内城菌は、作物の成長を促進し、健康な土壌作りに貢献します。その主な影響は以下の通りです。 ✅ 病害抑制内城菌は、植物の根の周りに定着し、病原菌と競争することで、根腐れ病やフザリウム病 などの発生を抑えます。さらに、一部の病原菌に対して抗菌物質を分泌し、作物を守る役割もあります。 ✅ 根の成長促進ポリグルタミン酸が土壌の保水性を高め、根の伸長を促します。特に、水分ストレスを受けやすい作物にとって、内城菌の存在は 乾燥耐性を高める 効果が期待できます。 ✅ 養分吸収の向上内城菌は、土壌のリン酸を可溶化し、植物が吸収しやすい形に変えます。そのため、肥料効率が向上し、健康な作物が育ちやすくなります。 ✅ 環境に優しい土壌改良化学肥料や農薬に頼らずとも、内城菌を活用することで 土壌の生態系を健全に保ちつつ、作物の収量や品質を向上 させることが可能です。 まとめ 内城菌は、病害虫を抑制してくれる有機農家にとってありがたい微生物です。おまけに植物の成長を助け、土壌を豊かにしてくれます。納豆のネバネバ由来のグルタミン酸は人が旨味として認識する成分であるので味にも影響してるのかなぁと思ったりする次第です。 Irodori農園では野菜を植える前、栽培中に内城菌を使っています。 納豆さまさま 以降は、マニアックさん向け 菌、真菌、微生物、バクテリア、、何なのよの解説 ① 微生物(びせいぶつ)とは? 🔹 いちばん広い概念!「微生物」とは、肉眼では見えないほど小さな生き物...
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