Yamsai 六甲山山麓自然農園|Land Stewardship
natural farmer / land practitioner
六甲山山麓自然農園
六甲山山麓共生圏
標高420㍍兵庫県西宮市山口町船坂地区船坂橋バス停スグ

畑には計画があります。けれど、その通りに進む日はほとんどありません。雨が降れば雨に従い、風が吹けば風に合わせ、草が伸びれば草の勢いを見ながら、その日の手を決めていきます。自然から投げかけられる問いに、その場で応えている感覚です。私の農園は、...
11/06/2026

畑には計画があります。
けれど、その通りに進む日はほとんどありません。
雨が降れば雨に従い、風が吹けば風に合わせ、草が伸びれば草の勢いを見ながら、その日の手を決めていきます。
自然から投げかけられる問いに、その場で応えている感覚です。
私の農園は、音楽でいえば即興演奏(インプロビゼーション)に近いのかもしれません。
譜面をなぞるのではなく、耳を澄ませてその瞬間にしか生まれない一音を重ねていく。
畑もまた、昨日と今日では音が違います。
土の湿り気も、虫の数も、空の色も、風の匂いも変わり続けています。
自然は即興で動いている。
その即興に合わせて、人もまた即興で生きる。
農業とは作物を育てる技術ではなく、自然とのセッションです。
そして毎年同じようで違う永遠を繰り返して私は土に溶けていきます。

栗の花が咲きました。山は、この季節だけの独特な香りに包まれます。栗の花にはスペルミンやスペルミジンといったアミン類が含まれています。これらは細胞の成長や分裂に関わる物質で、生きものの生命活動を支える重要な成分として知られています。満開の栗林...
11/06/2026

栗の花が咲きました。
山は、この季節だけの独特な香りに包まれます。

栗の花にはスペルミンやスペルミジンといったアミン類が含まれています。これらは細胞の成長や分裂に関わる物質で、生きものの生命活動を支える重要な成分として知られています。

満開の栗林に立つと感じるのは、花の香りというより、山そのものが生命を創り出す精を放出しているような気配です。

4月の終わりに植え付けたとうもろこしが大きく育ってきました。定植から一か月余り。草に囲まれながらも空へ向かって葉を広げ、その根元では土の中の微生物や草の根と静かにつながり合っています。あと二週間ほどすれば雄穂が顔を出し、やがて雌穂の絹糸が伸...
11/06/2026

4月の終わりに植え付けたとうもろこしが大きく育ってきました。
定植から一か月余り。
草に囲まれながらも空へ向かって葉を広げ、その根元では土の中の微生物や草の根と静かにつながり合っています。
あと二週間ほどすれば雄穂が顔を出し、やがて雌穂の絹糸が伸び、風に運ばれた花粉が受粉を始めます。
とうもろこしは虫ではなく、風を頼りに子孫を残す植物です。
梅雨の晴れ間に一本一本が風に揺れる姿は、まるで畑全体がゆっくりと呼吸しているようにも見えます。

毎年この時期になるとブルーマローの花を摘み、水に浮かべる時間があります。畑で咲いていた花は、一度やさしく水洗いをして虫や埃を落としそのまま日陰でゆっくりと乾燥させます。乾けば、美しい青紫色のハーブティーになります。咲いていた花が水面を埋め尽...
11/06/2026

毎年この時期になるとブルーマローの花を摘み、水に浮かべる時間があります。

畑で咲いていた花は、一度やさしく水洗いをして虫や埃を落としそのまま日陰でゆっくりと乾燥させます。

乾けば、美しい青紫色のハーブティーになります。

咲いていた花が水面を埋め尽くし、風が吹くたびにゆっくり揺れる様子は、まるで季節を集めているような気持ちになります。

今季初mamushiです
11/06/2026

今季初mamushiです

赤玉ねぎの収穫を進めています。今年も鮮やかな色合いに育ち、ゆっくりと時間をかけて蓄えた甘味を感じる玉ねぎになりました。収穫した後は、そのまま同じ畝にさつまいもの苗を植え付けています。春から初夏を玉ねぎが使い、その畝を夏から秋はさつまいもが受...
11/06/2026

赤玉ねぎの収穫を進めています。

今年も鮮やかな色合いに育ち、ゆっくりと時間をかけて蓄えた甘味を感じる玉ねぎになりました。

収穫した後は、そのまま同じ畝にさつまいもの苗を植え付けています。春から初夏を玉ねぎが使い、その畝を夏から秋はさつまいもが受け継いでいきます。

玉ねぎは収穫後、土を軽く落として風通しの良い日陰で乾燥させます。葉付きのまま束ねて吊るしておくと傷みにくく、甘味も落ち着いて長く楽しむことができます。

螢、船坂橋
07/06/2026

螢、船坂橋

桑の実が少しずつ黒紫に色づき始めました。完熟した実は指先で触れるだけで静かに落ち、口に入れると、山の湿度や初夏の光まで一緒に溶けていくような甘さがあります。桑は完熟直前で糖度が一気に上がり、赤黒から深い黒紫へ変わるほんの数日で、香りも味も急...
28/05/2026

桑の実が少しずつ黒紫に色づき始めました。

完熟した実は指先で触れるだけで静かに落ち、
口に入れると、山の湿度や初夏の光まで一緒に溶けていくような甘さがあります。

桑は完熟直前で糖度が一気に上がり、
赤黒から深い黒紫へ変わるほんの数日で、
香りも味も急に濃くなっていきます。

しかも船坂のような少し冷涼な山麓では、
昼夜差の影響で、平地より野性味のある甘さになります。

その代わり、持ち帰ると当日には傷み始め、
時には白いカビが浮くほど長くは持ちません。

「今ここで食べるためにある果実」

木の下で立ったまま、熟れた実をひとつずつ口へ運ぶ。
指先を紫に染めながら、山が初夏へ切り替わっていくのを見ています。

胡桃の木の下でフェンネルとブルーマローが大きく広がっています。細い葉と丸い葉、香草と花、木陰と風。山の畑というより小さな薬草庭園のような景色になってきました。新玉ねぎ、レタス、えんどう、ニラ、フェンネル、そしてブルーマローの花など収穫期に入...
28/05/2026

胡桃の木の下でフェンネルとブルーマローが大きく広がっています。

細い葉と丸い葉、香草と花、木陰と風。
山の畑というより小さな薬草庭園のような景色になってきました。

新玉ねぎ、レタス、えんどう、ニラ、フェンネル、
そしてブルーマローの花など収穫期に入りました。
春の葉物から、初夏の香りへ。
六甲山山麓の季節も、少しずつ切り替わり始めています。

二周目のニラが食べ頃になってきました。春先に一度刈ったあとに地下で蓄え直した力が、また柔らかな葉として戻ってきています。山麓の畑では、昼夜の温度差と冷たい山水の影響でニラもゆっくり育ちます。香りは濃いですが、まだ葉は柔らかく、今の時期は炒め...
28/05/2026

二周目のニラが食べ頃になってきました。

春先に一度刈ったあとに地下で蓄え直した力が、
また柔らかな葉として戻ってきています。

山麓の畑では、昼夜の温度差と冷たい山水の影響で
ニラもゆっくり育ちます。

香りは濃いですが、まだ葉は柔らかく、
今の時期は炒め物や餃子にも良い頃です。

全部を一度に刈るのではなく、
少しずつ回しながら収穫しています。

地上の葉を残しながら、
地下では根や微生物の循環も続いていきます。

住所

JPN
Nishinomiya-shi, Hyogo

電話番号

+818054326018

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